転職支援事例「潜在的な求人情報」にアクセスする行動力が大切。
今回は、東京から地元にUターンし、メーカーに転職したJさんのお話です。
Jさんは、高校卒業後に首都圏に進学、そのまま大手企業の事務職として就職した20代後半の女性です。聡明で、一見するとおしとやかなタイプ。それでいて、自分から前にでることろはビシっと前にでる主体性のある方でした。
Uターンイベントで初めてお会いした時には、Jさんは地元に帰ることを決意し既に退職を決めていて、自分で知っている会社に電話で問合せをし、その中の1社からは「選考します」との話を頂いている状態でした。
でも、より多くの情報を集めその中から少しでも自分にあった仕事を見つけたいということからイベントに参加したようです。
最終的には、自分で応募した会社からも、私どもから紹介した会社からもめでたく内定をいただき、自分で選択する転職を手に入れました。
そんなJさんからいただいたメールです。
以下、原文ママです。
キャリアクリエイトの原田様と初めてお会いしたのは、都内でUIターンの就職・転職活動イベントにて相談したことをきっかけに、幸いにも内定を頂くのことが出来ました。
※イベント情報は「ヤマガタ未来Lab.」より知りました。
私は高校卒業後、進学と共に山形を離れ、就職は都内のメーカーに入社しました。職場環境や職場の方々に恵まれ、充実した生活を過ごしていました。一方で、山形を離れることで、家族・友人の大切さなど、改めて地元の良さを気付かされることがあり、後々は地元に帰りたいな〜と思うようになりました。
入社7年目になり、会社の都合により組織再編が頻繁で、残業や休日出勤が増え、心身ともに疲れ体調を崩してしまいました。
当時、職場環境を変えることは難しい状況だった為、自分の心と身体を大切したいと思い休養含めて退職を決意しました。
その後、一度は都内で転職サイトを利用し、何社か応募しましたが、結婚、出産、子育て、両親の事など将来の事を考えた時に、首都圏で仕事と育児を両立している自分がイメージできなかったので、思い切って山形へのUターン転職に切り替えました。
原田様からは、私の希望に合う企業様をご紹介して頂き、一方で気になる企業様があったので、直接応募し転職活動しました。
幸いにもどちらとも内定を頂くことができ、その中で私自身が前向きに働いている姿がイメージできる企業様に決めました。
私自身、初めてのUターン転職だったので、首都圏と地方の違いに戸惑いを感じ、悩む事がありましたが、お忙しい中原田様が親身に相談にのってくださり、的確なアドバイスを頂いたおかげで、悔いのない転職活動ができました!
原田様と出逢えたご縁、私自身を必要としてくださる企業様のご縁に感謝の気持ちでいっぱいです。
Uターンしてもうすぐ2ヶ月になりますが、地元に帰ってきて良かった感じております。豊かな自然、季節毎の美味しい食べ物、温かい人の繋がりがあり良い所です。
※思っていたよりUIターンされている方々もいますし、交流会もあり、素敵な仲間ができ励ましになります。
最後に、個人的な願いですが、今後1人でも多くの方が、山形は良い所、素敵な所、UIターンをして良かったと”幸せ”を感じられるような居場所になることを心から祈っております。
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都会と比べると山形県は、仕事の種類・幅や数は少ないのは事実。
それでも、「良い人と出会えたら、採用したい」と採用意欲がある企業がとても多いのが最近の山形の状況です。
そんな中で、山形へのUターンを実現するために転職活動を行って、より自分にフィットした仕事・職場を見つけるために大事になるのは、「可能性を拡げる」という視点と「行動すること」。
公的機関や転職サイトなどで公開されている「顕在化している求人情報」だけでなく、社長の頭の中にだけあったり、社内だけに留まっている「潜在的な求人情報」にアクセスする努力をすると、出逢う企業の幅がぐっと拡がる可能性があります。
可能性を拡げる視点を持って、いろんな情報・場所・人にアクセスし、行動すると、出逢いの幅が広がるのです。
今回、転職をサポートさせて頂いたJさんは、顕在化された求人情報にアクセスするのはもちろん、私たちのような人材紹介会社とコンタクトを取るほか、気になる会社を自分で調べて、採用を行っていないか直接企業に問い合わせるなど、潜在的な求人情報」にアクセスする努力をし、行動していました。
その行動力があったからこそ、成功されたのだと思います。
Uターン転職を検討している方は、ぜひJさんのように、行動力を大事にしてください。