コーディネーターの原田です。

山形東高さんでは、毎年、２年生がキャリア教育の一環として、地域の理解を深め、郷土に対する誇りと愛着を育てることを目的に、県内の企業を訪問見学しています。

９月２９日に、２４０人が１１のグループに分かれて訪問させていいただきました。

●訪問先企業

会社見学を受け入れていただいた企業は以下の１１社です。（順不同）

・株式会社小森マシナリー（高畠町）
・浜理PFST株式会社（米沢市）
・株式会社山本製作所（東根市）
・昭和電工HD山形株式会社（東根市）
・ミクロン精密株式会社（山形市）
・株式会社片桐製作所（上山市）
・東北パイオニア株式会社（天童市）
・株式会社ハッピージャパン（山形市）
・株式会社デンソーFA山形（山形市）
・株式会社ジョイン（山形市）
・株式会社シェルター（山形市）

お忙しいなかでの事前準備、当日の対応、大変ありがとうございました。

●標準的な見学プログラム

・会社の概要説明
・会社施設見学（製造業の場合は現場）
・若手社員との交流
・質疑応答
（所要時間２時間）

●コーディネーターの役割

この事業は山形県村山総合支庁と山形東高が共同で実施する事業で、総合支庁から頂戴した候補企業リストをもとに、企業に連絡をとり受け入れ可能か否かを確認します。
コロナ禍で、お願いした企業様の中には、協力したいけど、感染対策上ままならない状況からおことわりされるケースもありました。そんな中、上記１１社の皆様にご協力を得ることができました。本当にありがとうございました。
受け入れが決定してからは、各企業様と個別に詳細打合せを行い、随時準備状況を確認させていただきました。
この他、移動ルートを作成し、バスの手配もコーディネーターとしての大切な仕事でした。

●実施結果

雨が心配でしたが、お陰様で晴天に恵まれ一安心。
昼食後に６台のバスに分乗し、出発を送り出し、夕方１６時から１７時にかけて戻ってくるバスを一台一台出迎え、先生や生徒に声をかけ、見学の様子を確認。その表情や口調から、充実した見学になったことを実感し、ほっと胸をなでおろしました。

山形東高の生徒の多くは、大学進学のため、郷土を離れます。
大学、大学院を卒業し、就職を考えるときに、この見学のことを思い出し、山形で働くことも選択肢の一つに入ればいいなと心から願っております。