キャリアコンサルタントの原田幸雄です。

最近２ヶ月に１回の割で始めている大学生向けの自己分析セミナーをオンラインで開催しました。

今回受講してくれたのは４名でいずれも３年生。女性が３名、男性が１名でした。

夏休みにインターンシップを申し込むにあたり、準備をしたいとの理由の方が多かったようです。
今どきはインターンシップにも面接があるところが結構あって、学生も大変です。

具体的には、自分史ワークを用いた自己分析セミナーです。

内的キャリアという言葉をご存知でしょうか？
勤務先名、役職、資格等は、名刺や履歴書を見れば分かるいわゆる外的キャリア。
これに対して内的キャリアは、価値観、性格、興味関心、能力などの目に見えないキャリア。ともすれば、自分自身もよく理解していな部分と言えます。

これをこれまでの体験を言語化することで、内的キャリアを明らかにしようとするワークです。

ワークは３ステップ！
この手順でやればたくさんの体験がスラスラ書き出せてしまいます。
今回も参加者の方は、本当にたくさんのエピソードを拾い上げることができました。

人間の身体は食べ物から出来ている。
人間の心は体験から出来ている。

そんなことを改めて確認した自己分析セミナーでした。

【受講者の感想】
●小学校から大学までの自分の変化や変わらないところを見える化できました。また、自分が継続できる物事の傾向や新たな性格を知りました。セミナー後の質問にも、丁寧に対応してくださり、助かりました。自分の興味関心を深めつつ、企業や仕事との接点を考えることを実践していきます。インターンシップの申込に役立てられると感じています。
●本日のセミナーを通して、自身の知らない面についても確認することができ、どのようなところが強みなのかを過去の経験と関連づけて知ることができました。個人的にですが参加者の方々が文系の学部の方々で理系の私とは別の考え方を知ることが出来て良かったと思っています。近々インターンシップの選考があるので今回のことを活かしていきたいと思います。
●昔のことを振り返る機会はあまりないので、いい機会になりました。これからの自己分析に活かせると思います。自分の内的キャリアを話す際、全くうまく話せず、聞き取りづらかったかと思います。他の皆さんとも比べると自分の考えを整理できていませんでした。
●自分史のワークシートをしっかり取り組めたことで、自分の気づいていなかった面を知ることができました。また、今回のセミナーでは、特にPR、パブリックリレーションという概念が印象に残りました。今後も、自己分析を続けながら、初対面との関係性を築くことに注意をむけようと考えることができました。