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経営課題と人材課題明確にし、人材確保と活用を目指す・中小企業庁「人材活用ガイドライン」を使用した企業支援

コーディネーターの原田です。

・なかなか自社にあった人材の応募がない。
・そもそも求人を出しても応募がない。
・せっかく採用したのに短期で辞めてしまう。

こんな話をお客様からよく耳にします。

これまでのように単に求人情報をハローワークや求人情報サイトに情報を発信するだけではだめなのわかっているけど、どうしたらいいの・・・。
と悩んでいる採用担当者、経営者は本当に多いのではないでしょうか。

そんな方に、ちょっとした情報の整理をして手順に従ってやっていけば、うまくいく方法が中小企業庁で開発してくれました。

そんなプログラムを習得しようと、今日(2024年7月11日)は、東北経済産業局主催の「地域企業心のための人材支援力向上セミナー」を受講してきました。
これから、これをもとに企業さんの採用支援を展開していこうと考えています。

セミナーの内容は中小企業庁が作成た冊子「人材活用ガイドライン 3つのステップで検討する人材戦略」に基づき、実際に具体的な会社を想定して課題を明確にして、人材戦略を考案するという実践的なものでした。
参加者は、山形商工会議所から3名、米沢商工会議所から2名、そしてキャリアクリエイトから2名の合計8名です。

商工会議所といえば経営支援がメインでお金であったり、経営計画立案であったりがメインでしたが、昨今では、どうしたら採用ができるようになるかという相談も増えてきているそうです。

人材活用ガイドラインの3つのステップは、次の通りです。
1.経営課題と人材課題を明確にする
2.課題に応じた人材戦略を選択する
3.課題に対する具体的な打ち手検討する

小冊子「人材紹介ガイドライン」を読んでも、話は分かるけど・・、となっていたものが2つのワークシートを使って、具体的にワークに入ると、本当の課題が何かが見えてきて、取りうる戦略も比較検討でき、打ち手がイメージできるようになるから不思議です。

今までの採用は、ハローワークや求人誌や求人のWebページに掲載して、あとは応募者を待つだけ。
多くの企業は、この方法で事業に必要な頭数を集めてきた成功体験があります。

どの経営課題と関連する人材が必要で、
その人材はどんな経験やスキルや人間性が求められるのか、
そして、そのような人材はどこにいて、何を見て転職のための情報収集をどのように行っているのか、
これらを考え抜いたうえで、求人票を整えたり、使う求人媒体を整理したりする必要があります。

しかし、これも小手先です。
根本は、社員の働きやすい環境を整えていくことが、遠回りでありながら、採用成功への一番の近道です。
環境が整ったら、採用活動を行うではなく、環境整備のプロセスを世の中に発信しながら、採用活動を行う。
これを実践している企業が採用に成功しています。

これから両商工会議所さんと連携しながら、今回学んだことにそって、伴走型支援を8月から11月にかけて展開して行く予定です。

なお、8月28日、9月12日には企業向けセミナー「有効な人材戦略策定のためのオンラインセミナー」が予定されてます。

お申し込みはこちら。

伴奏支援やオンラインセミナーに興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。(いずれも無料です)

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