【地方中小企業の採用事例】山形県の内陸の小さな旅館の接客職募集
採用マーケターの田中です。
人材採用を支援させて頂いた事例をご紹介します。
(採用背景・課題)
・住み込みがほぼ必須(西川町中心部から車で40分かかる場所)
・労働条件良くない(繁忙期は休みが少なく、冬場閑散期、給与少ない)
・家族経営の数人の会社
・周囲に何もないため、お客様を楽しませるアトラクションは自分達で企画
(採用戦略・実施施策)
小さな旅館なので、1人の役割がいくつもあり、街中の温泉街と違い、周囲に自然しかないため、ツアーや旅館内の企画などを積極的に行う社風。
運営は、企画力と自律的な動きが求められる。住み込みで働かざるを得ない立地ゆえ、一般的には嫌煙されるが、「その状況でも幸せに働き続けられる人」は、自然と共に暮らすことに違和感がない人、自然や月山の文化に興味があり、それを楽しめる人ではないかと仮説を設定し、原稿制作。
コンセプト「月山の麓で暮らし、働く」
(成果)
結果は応募3人に対して、入社2人。採用された人のうちの1人は、最上地方出身の女性(30代)販売職など5社経験。山の中出身だが、もっと山の中で暮らしたかった。
(ブナ林が大好き)原稿の冒頭、「今回の求人は、働くことを暮らすことを近づけたいと考えている人には、オススメの求人です」という言葉で、自分のための求人だ!と思った。
2014年に入社し入社10年目を迎えた彼女に入社してみての印象を聞いたところ、記事には、自分で考えてやってもらう」とあったが、実際に入社してみると、本当にそんな仕事の進め方で、拘束時間は長いけど、自分の自由に仕事できるのが、長く続いているポイントかもしれない、と話していました。
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「うちの会社は、他社と比べて特別なことはない。理念・人間関係など普通だし、人気の職種業種でもないし…」となっていないでしょうか?
地方の中小企業がこう思うのは、半分正解で半分間違っています。
確かに、大手企業・人気企業を比べて、給料も休みの数も劣ることが多いです。しかし、「その会社で働く人がいる限り、働く魅力がある」。
今いる社員さんは、他の会社で働いても良いのに、あなたの会社を選んで働いている。そこには理由が必ずあります。
この理由を見つけ出して、「魅力」と感じてくれる方に届くように狙っていくと、出会いに近づきます。
この事例について詳しく聞きたい方、狙っていくことにご興味のある方などはお気軽にご相談ください。