企業に魅力を感じてもらうために自分理解をしてもらう|高校生向けキャリア支援冊子
こんにちは。コーディネーターの田中です。
若者がインターンシップに来てくれるのは嬉しいけれど、もっと自社に興味を持った状態で来てもらえることができたらもっと嬉しいと感じていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
そんなお悩みを解決する冊子を、今回作成させて頂きました。
山形商工会議所では毎年、高校生が事前準備をして企業にインターンシップに行くジュニアインターンシップ事業を実施していらっしゃいます。
高校生がインターンシップを自分ごととして捉え、企業・学生お互いにとって有意義な時間にしてもらうために、「働くこと」について理解を深め、自分で書き込める箇所をふんだんに用意し、自分自身への理解を深められるようにしました。
アンケートに回答した学生の8割が冊子を活用したと回答。
・すごく分かりやすく、徐々に段階を踏んでいったり、自分に合ったのを知れたり、自分に向き合って書くことができた。
・自分に合うのがなんとなくわかった
・自分の気持ちに正直に書けた
・自分が何をしたいのか、何に興味があるのかを整理するのに活用できた。
・自分が何が好きで嫌いかを考え、どんな仕事が合うのかを考えられた
・企業調べなどをしてインターンシップを楽しくできた
・自分の長所短所を明確にする事ができた。企業への質問を事前に考えることができた。
・大事なことが漫画のように書いてあるページがあり、とてもわかりやすかった。
登場人物のイラストを山形在住のイラストレーター「ごまきな子」さんに描いて頂き、学生の夢の中に5年後の自分が現れて「就職活動前に知れたらよかった」と思うことについて一緒に見ていくという漫画仕立てストーリーも、好評だったようです。
地元企業に興味を持ってもらうためにはPR、というのも大事ですが、目の前に企業情報があってもとピンと来ない若者がいるという実態もあります。
それは、自分と企業との接点に気がつくことが出来ないから。
学生の就活支援のセミナー・キャリアカウンセリングでも、『就職活動は、自分と企業との接点探しだ』とも伝えたりします。
企業との接点に気がつくことが出来るようになるためには、本人が自分自身について理解することが大切です。
企業のインターンシップに、自己理解のワークを取り入れることで、山形で働くことに関心がある学生のキャリアを応援し、接点を感じられる要素があれば、さらに興味を持ってもらう、ということもできるのではないでしょうか。
出張で、自己理解のワークショップ等を行うことも可能です。
お気軽にお問合せください。
企画制作:キャリアクリエイト
企画協力:合同会社lururu
イラスト:ごまきな子