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ゆくゆく山形

個人と企業と地域が『視野を拡げて、より良い選択』でニコニコになるための活動

ゆくゆく山形

ゆくゆく山形応援サポーター募集(無料)

ゆくゆく山形とは

「ゆくゆく山形」は、「山形の未来」×「個人の未来」をテーマに『対話』する、「山形と関わるキャリア」の新たな価値を創造するコミュニティです。

これからの人生に山形が選択肢に入りうるゆくゆく山形な人が、山形と関わるアクションを起こす原動力になるきっかけをつくり、お互いに信頼し合える関係を作り、マッチングにつながることを目指す中で、個人・企業・地域が『視野を拡げて、より良い選択』で、ニコニコになる。そんな活動の場です。

※ゆくゆく山形応援活動は、時流・環境などを鑑みて、随時変更・更新していく可能性があります。

ゆくゆく山形応援サポーター募集(無料)

ゆくゆく山形応援サポーターになって、「就職・転職という転機」が訪れる前の学生・社会人とコミュニケーションをとることで、「山形と関わるキャリア」のファンづくりをしていきませんか?

ゆくゆく山形応援サポーター活動の背景

学生・社会人の2人に1人が、山形で働くことに興味はあるのに選びきれていない」その存在は透明化している

「学生・社会人の2人に1人が、山形で働くことに興味はあるのに選びきれていない状況と言える(※)」ことはご存じでしょうか?

※山形県へのUターンを考えたことがある人は7割だが、国勢調査や山形県の調査では、実際にUターンした人は2〜3割程度という調査結果(出典:若者ふるさと応援ネット)や、県外に進学した大学生に卒業後に就職(起業)を考えている地域について聞いたアンケートで、山形県内のみを希望する人が約3割に対し山形県内・県外の両方を検討する人が約3割いる(出典:令和4年 度「若者の県内定着・回帰の促進に向けた県外進学者の県内企業への就職に係る実態調査」)

山形を選びたい気持ちはあるのに選びきれないってもったいないですよね。

個人・山形の地域・企業にとっても機会損失です。

「山形で働くことに興味はあるが決めきれてない人」は、自分がどうしたいかの気落ちが曖昧・漠然とした段階では、情報を必死に探さず相談機関への相談まで行かず、心の内を周囲に積極的に話す機会もなかったり、周囲からは『県外で働くことを希望している人』と認識されていたり、たまにポロッと話しても家族や友人から『山形は仕事がないからしょうがない』と言われたり、県外在住の同級生と会って山形への気持ちを話すと「え?!山形に帰って何するの?!」という反応があったりして自分のの山形を選ぼうとする選択に自信が持てなくなってしまったりしています。

「山形で働くことに興味はあるのに選びきれていない人』という存在は透明化しています。

目の前に企業情報があってもピンと来ない若者
  • 山形には中小企業が数えるほどしかないと思っていた。
  • IT系の企業は山形県に1社しかないと思っていた
  • ものづくり・製造業は理系分野の専門的な知識がなければいけない

 これらは、全て実際の若者のリアルな声です。「山形で働く」についても知らないし、固定概念・思い込みが強い部分もあります。

 私たちのもとにも、「大手のサービスに登録しているが、それを見ていてもピンと来ない」という若者たちが相談に訪れます。

 「求人票」に掲載されているの内容は、目に見える特徴ばかりで、外からは見えない特徴の情報がないことが多いです。これだと、「ない・わからないから応募ができない」という人が大勢います。

企業からの情報提供が、「外側から見える部分」ばかりだと、ピンとこないのです。

 若者は、実際に働いた経験がない・浅いので、自らのキャリア感などがまだまだ未熟=自分自身の内面についても理解がまだ深まっていません。

それも影響しているでしょう。

山形で仕事を探そうという原動力を育む水やり「ナナメの関係での対話」

こういった人たちが、就職・転職・移住などの本格的な転機を迎えた時に、山形を選べるようにするためには、

「山形で働きたいな」「山形で働くってアリかも」と思う、山形で仕事を探そうという原動力を育むことが必要です。

 説明会などの場では、どうしても「選考」を意識するなど利害関係が絡むため、あまり踏み込んだ話まですることができません(担当者はしてほしいと思っていても、求職者側は躊躇します)。

 ですが、利害関係が少ない「ナナメの関係」(下図参照)であれば、緊張が緩和し、気兼ねなく話せることで、今まで知らなかった「山形のリアルな情報」にアクセスすることが可能になり、「山形のポジティブな意外性を発見して心が動く」ことにつながりやすくなります。

 もっともっと、会話の量や一緒に活動する時間を増やせれば、山形を選択肢に入れて考える個人が増え、「山形を選びたいけど選べない」個人と「出会いがほしい」地域&企業の機会損失を減らすことに一定の効果があるのが「ナナメの関係」での関わりなのです。

 

「ナナメの関係での対話」で話すのは、内的キャリア

内的キャリアとは働きがいや生きがい、働くこと、生きることに関する価値観のこと。

山形で働きたい・興味関心がある人の多くは、山形への想いがあるからこそ、人の想い・理念に興味関心があります。

個人にも内的キャリアがありますが、 会社にも、外から見える特徴と、目には見えない特徴(内的キャリア)があります(下図)。

なぜその仕事をしているか。

どこに向かって働いているのか。

どんな社会を作ろうと思っているのか。

日々の仕事で大変なこと・やりがいは何か

「雰囲気」「人」1人1人の「想い」「ストーリー」などを見える化することで、「働くイメージ」ができるようになります。

 

「ナナメの関係での対話」をすることで、山形で働くことに接点を見つけやすくなる

人は、「自分と接点を感じる」ものを選択します。なので、地域・企業などは、相手に接点を感じてもらえる情報・機会を提供することで選ばれやすくなります。

私たちは、学生の就活支援のセミナーやキャリアカンセリングでも、『就職活動は、自分と企業との接点探し』とも伝えたりします。

 

「ナナメの関係での対話」をした若者のその後

 就職・転職・移住の「転機」が訪れる前の個人が、地域・企業の人と、気軽に話す・関わり、「中身(内的キャリア)」に触れる・五感で感じる。

そんな形で触れ合ったら「山形ってありじゃん」を山形を選んだ・選びたくなった人が多くいます。

 

「山形で働く内的キャリア(働きがいや生きがい、働くこと・生きることに関する価値観。例・なぜその仕事をしているか。どこに向かって働いているのか等)」に触れる機会を増やし、「山形を選びたい人が、選びきれるようにしていきませんか?

 

応援サポーターの活動内容

(活動内容1)「ゆくゆく山形 by ヤマガタ未来ラボ」に自社のロゴを掲載する。

(活動内容2)「就職・転職という転機」が訪れる前学生・社会人=ゆくゆく山形を選ぶ可能性がある人材とコミュニケーションを取る。

 

 

応援しませんか?

応援してくれる人・『待ってるよ!』と言ってくれる人がいることは、ゆくゆく山形人材が「山形と関わるアクション」を起こす勇気になります。

ゆくゆく山形応援サポーター募集の概要

応援活動に参画する費用:無料

対象:企業・自治体

運営主体:株式会社キャリアクリエイト

お申し込み:こちらのフォームから必要事項をご入力してください。

お問い合わせ:株式会社キャリアクリエイト TEL:023-641-8807

 

 

「ゆくゆく山形」のやり方 〜アピールをやめ応援を〜

自社・自団体が選ばれるためには、知ってもらい、興味を持ってもらわなければいけません。

それは『PR・魅力発信』という言葉になりますが、「自分達が伝えたいことを伝える」では、振り向いてもらえません。

山形県という地方・その中の小さな市町村・中小企業が選ばれるためには、(ビジネス成功の鉄則「他社と違うことをする」「顧客の喜ぶことをする」を踏まえて)、

『アピールをやめ、応援を。山形と関わるキャリア(働くを含めた人生そのもの)の伴走役になる』

個人と真摯に向き合い、ある程度の期間、伴走する。その中で、お互いに信頼し合える関係を作り、マッチングに繋げていく。

これを「大変だ」と考えるのではなく、若者と触れ合う楽しい機会だ、と思える企業・自治体は、人材獲得に成功していくでしょう。

(『人事の企み』 著:海老原 嗣生 P169 の文章をお借りしています)

もし仮に、移住・就職・転職といった形で山形を選ばずとも、複業兼業・ボランティア・地域活動など、関係社員・関係人口などの形で、『気持ち』『人的リソース』を山形に提供してくれる個人が増えることは、生産労働人口が減少していく中では、地域・企業の持続可能性や競争力に直結します。

(出典:Works183号・発行リクルートワークス研究所)